気の向くままに

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かわせみの雛を拾った!

下の写真は、フィールド巡回で知り合った方(仮にM氏)から提供いただいた写真です。
「手乗りかわせみ」ではありません。
M氏が日課の早朝散歩をしていて通りかかった、I市○○谷の市道に、固まったように
うずくまっている雛らしき野鳥を見つけました。
とっさに、お堀で見ていたカワセミらしいし、車にでも轢かれたら大変だと拾い上げ、
M氏の着ていた帽子を担架代わりにしました。
そして、以前傷ついた野鳥を拾って育て、山に帰してやったことがあると聞いた、近くの
知人宅へ運ぼうとしました。
その時、念のためにと思い、持っていたコンデジで撮影したものです。
うずくまるカワセミ (1) 帽子の担架
こんな時、皆さんはどうしますか。
正しい対応方法については、続きをお読み下さい。
「雛を拾わないで!」
■毎年、春から初夏は野鳥の子育ての季節です。
 野鳥のヒナはまだ上手に飛べない状態で巣立つことが多いのですが、
 そのようなヒナでも多くは、親鳥が食べ物を運んだり安全な場所へ導いたりして育てて
 いる最中なのです。
■巣立ち直後のヒナはあまり動きません。
 親鳥は人がヒナの近くにいると警戒して近づけないので、どこかで見ているかもしれま
 せん。本来はその場を去る方がよいでしょう。
 明らかにケガや病気とわかるものでないヒナを迷子だと思って拾ってしまうと、親鳥か
 ら引き離してしまうことになりかねません。
■M氏も迷子か弱った雛だと思ったのは無理からぬことだと思います。
 そのままでは、この時のように車に轢かれたり、猫やカラスなどに襲われることが心配
 される場合は、近くの木などの茂みの中に移してやればいいと思います。
 かわいそうだから保護したという善意の行為は、親鳥からしてみれば、「飛行訓練中の
 子供を誘拐された」ということになってしまいます。
■鳥の通信手段は鳴き声です。
 親鳥は姿が見えなくても、ヒナの声で気づくことができるでしょう。
■人が雛を育てる事は、時間と根気をかければできなくはないのですが、習性等を理解
 したうえで育てる事が必要ですし、かわせみの場合はエビや魚など、成長に合わせた
 サイズや量の生きた餌が必要です。
■自然界では、巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間(かわせみの場合1週間から10日)
 に「何が食べ物で、何が危険か」などを学習してひとり立ちするので、人がそれらを
 教えることはできません。
 人が育てるということはどうしても鳥にとって過保護になってしまい、人に育てられた
 ヒナが自然の中で生きていけるとは限りません。
■明らかに、ケガをしているものや、希少種など、そのままにしておけないと判断される
 場合は、各都道府県の鳥獣保護担当部署や日本野鳥の会などに相談してください。
  愛媛県の場合:愛媛県 県民環境部環境局自然保護課 Tel(089)-912-2365
         日本野鳥の会愛媛 事務局 Tel/FAX(089)-923-3081

M氏が保護したかわせみは、帽子に載せた状態で搬送中に、懇親の力を振り絞って(M氏
にはそう見えた)川沿に元の方向へ飛んで行ったそうです。
結果的にはそれでよかったので、後はこの子の運命に任すしかないと思います。
鳴き声さえ発していれば、きっと親鳥が発見できたと思います。

今は非繁殖期でこういう場面に出くわすことも無いかと思いますが、これを読んでいた
だいた皆様が、正しい対応方法を記憶に留めておいていただければと思い記事にしました。
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未分類 | コメント:10 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

なるほどね 勉強になりました
数日前 川岸でお住まいの方たちとカワセミ談義になった時 男性の方が 2度程捕まえた事が有ると言ってました 一羽は弱ってて 死んだらしく
もう1羽は 弱っていると思ったら 直ぐに 掌に居たカワセミが飛んで行ったとか言われてて 家で飼ったりもしたとか言われて 私はビックリ\(◎o◎)/! 許可なく鳥を捕える事は禁じられているはずなのに
このお父さん 今後もこんな対応をされるのでしょうね(;一_一) 多分この方が飼ってた カワセミ 雛だった可能性が高いですね 
2011-11-23 Wed 17:57 | URL | maxtuki #-[ 編集]
幼鳥で巣立ち直後のカワセミと思います。
「雛を拾わないで」
この記事は素晴らしいですよ。☆☆
自然界に手を出して壊してしまう、つまらない人情物語はいりませんね。

私が少年の頃、木に登ってカラスの巣から幼鳥を連れ去りました。家に持って帰りましたが、ず~と親鳥が上空を飛んで付いて来て盛んに鳴いていました。ガキ大将の自分も少しは親鳥の気持ちがわかり(半分は親鳥が怖くなって)、幼鳥を近くの木に放してやったことを思い出しました。
2011-11-23 Wed 18:23 | URL | きんじろう #0SFRHbKA[ 編集]
おやっさん、こんばんは!

ヒナの件は、ツバメやスズメも同じですよね!?
保護しても、なかなかエサを食べないそうです。
自然界の学習は、危険がつきもの...。
厳しい世界ですね!
2011-11-23 Wed 19:14 | URL | Marcy #-[ 編集]
雛鳥の一件 大変勉強になりました 翡翠側に立てば本当にそうですね!
2011-11-23 Wed 19:16 | URL | S・りょうたろう #-[ 編集]
e-252
自然界の野鳥たちの行き方、厳しいものですね。
大変勉強になりました。
取り上げて下さったおやっさんと提供して下さったMさんにお礼を申します。
2011-11-23 Wed 19:48 | URL | 蛍 #-[ 編集]
Maxtukiさん!コメントありがとうございます。
重要な情報を入手されたと思いますよ!
一つは、観察者からの立場として複数回もこういうことがあるということは、近くに巣穴もしくは巣立ち
直後に雛を隠す場所があるということです。(巣立ち直後の雛の隠し場所探しの大ヒント)
二つ目は、そのお父さんに正しい対応方法を教えてあげる事で救われる命が増えることだと思います。
かわせみは特に餌の問題等も有り、拾って育てたり、成長することはまず無いと思います。
2011-11-23 Wed 21:13 | URL | おやっさん #-[ 編集]
きんじろうさん!コメントありがとうございます。
カラスの場合は怖くて手が出せません。1度お堀できんじろうさんと経験しましたね。
おやっさんも小学生の時、休憩時間に二階の教室の窓からトイレの屋根に下り、瓦を剥ぐって
スズメの巣を見ていた時に授業が始まり、教室に戻れなくなり屋根の上で「お立てり」を
くらったことがあります。
大人も子供も興味本位で自然を壊すことは慎みたいですが、無知であることも怖いです。
2011-11-23 Wed 21:28 | URL | おやっさん #-[ 編集]
Marcyさん!コメントありがとうございます。
ツバメやスズメも同じで、これらの場合は誤って巣から落ちた場合が多いようです。
その場合は元の巣に戻してやるか、巣のすぐ近くにカップ麺の容器などに入れ
吊るしてやるとよいそうです。
地上は親たちにとっても危険な場所です。
地上の外敵に襲われない手当てをしてやれば後は親鳥が対処します。
2011-11-23 Wed 21:39 | URL | おやっさん #-[ 編集]
S・りょうたろうさんへ!
自然界で生きるには、アクシデントや危険は付き物ですが、このような場合も基本は
人間が考えた生きる手助けをしてやることよりも、親元に返すことが一番だと思います。
2011-11-23 Wed 21:46 | URL | おやっさん #-[ 編集]
蛍さんへ!
いつもフィールドに出ていると、色々な人との出会いや出来事があります。
その中で学ぶことも多いです。
自然を相手に写真やビデオを撮っている者にとって、自然との共存共栄は大切だと
感じさせられます。
2011-11-23 Wed 21:56 | URL | おやっさん #-[ 編集]

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